橋下徹氏、維新&立民に“負けたら手を引け”提案 3補選は「野党間予備選」→結果は次期衆院選に反映

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が24日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、日本維新の会と立憲民主党に対して、衆院補選に敗れた場合の厳しい“条件”を突きつけた。

衆院の補選は、東京15区、島根1区、長崎3区の3カ所で実施され、今月28日に投開票が行われる。橋下氏は「維新・藤田幹事長『立憲共産党がいいのかということを問いかけたい』衆院東京15区補選『勝機がある』」と題したネット記事を引用。「今回の補選は事実上の野党間予備選。敗北した側は次回の衆議院総選挙では候補者を立ててはならない。特に議論して多数決で決まったことに従う維新スピリッツでは。」と投げかけた。“負けた方が手を引く”というスタイルを提示した。

維新の馬場伸幸代表は東京15区の応援演説で「立憲には投票しないで」と挑発するなど、立憲民主党との対決姿勢を鮮明にさせている。今月18日の会見では、3補選について「日本シリーズで自民党と一騎打ちで戦う。今、その前のクライマックスシリーズをやっている。この戦いに勝ち抜けなければ、われわれが政権与党になっていくことも難しい」と説明。自民党に対する“チャレンジャー決定戦”であるとプロ野球に例えていた。

(よろず~ニュース編集部)

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