ラ コリーナ近江八幡 県産材のバスの待合所

観光客にも人気のある「ラ コリーナ近江八幡」のバス停に待合所が新設され、25日、竣工式が行われました。

竣工式には、たねやグループの関係者や待合所をデザインした建築家・藤森照信氏らが出席しました。

待合所は、「ラ コリーナ近江八幡」を運営する菓子メーカー「たねやグループ」が、近江鉄道バス長命寺線の近江八幡駅方面へ向かう「北之庄ラ コリーナ前」バス停に新設しました。これまで待合所はなく、雨や風をしのげる場所がありませんでした。待合所は、高さ約3・5メートル、延べ床面積は約19平方メートル。

「たねやグループ」と県は去年、県産木材などを積極的に活用する協定を結んでおり、待合所の梁には県産のスギが使われています。屋根は、木の板を重ねた栩葺きで、屋根の一部を貫いてシラカシが植えられ、大きく育てば、木陰にたたずんでいるように感じられるデザインになっているということです。周囲はガラスで、田園風景が良く見えるようになっています。

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