【独自】重要指名手配“ストーカー”小暮洋史容疑者「逃げ回らず罪を」家族3人殺害された遺族が語る【モクゲキ!】

1998年1月、群馬県の、現在は高崎市の住宅で、Aさんの両親と祖母が殺害された群馬一家3人殺害事件。
殺人の疑いで重要指名手配されているのが、小暮洋史容疑者(現在54)。

仕事から帰宅した女性Aさん(当時20)が目撃したのは...。

家族を殺害されたAさん「廊下がとにかく血だらけだったんです。足の踏み場もないぐらい。(男に)上に乗っかられて『好きだ』って感じで言われて...」

血まみれのまま、好きだと一方的な思いを伝えてきたという小暮容疑者。

最愛の家族を失ったAさんは...。

家族を殺害されたAさん「忘れないでほしいって気持ちもあるし、似たような経験をしている方の励みにもなればいいかなって」

2023年から、SNSで情報発信。
自らも小暮容疑者の行方を追っている。

事件が起きる前、Aさんが働いていたドラッグストアに、配達業者として出入りしていた小暮容疑者。

ある日、Aさんは、小暮容疑者にしつこく誘われ、2人で出かけることになったというが...。

家族を殺害されたAさん「食事して帰る時にわざと遠回りして、家とは逆方向に車を走らせてみたり、それがすごく怖くて...」

その後、Aさんは小暮容疑者から誘いがあっても断るようにしていたという。
すると、ストーカー行為が繰り返されるようになった。

家族を殺害されたAさん「仕事が終わって後ろを車でつけられたりとか。職場にも家にも無言電話がかかってくるようになって」

ところが、事件が起きる直前、小暮容疑者は突然仕事を辞め、Aさんのドラッグストアに姿を現さなくなった。

もう会うことはないと安堵(あんど)していたというAさん。
しかし、最悪の事態を迎えてしまう。

事件当日、Aさんが帰宅すると...。

家族を殺害されたAさん「階段を途中までのぼったところで、後ろから急に(腕を)つかまれたので」

そこには、自宅にいるはずがない小暮容疑者がいた。

家族を殺害されたAさん「親とかに気づいてもらうために大声を出さなきゃと思って出したんだけど、特に(親が)出てくることもなくて...」

そのまま、祖母の寝室に連れていかれたAさん。

家族を殺害されたAさん「(小暮容疑者に)上に乗っかられて『好きだ』って感じで言われて」

Aさんが必死に抵抗し、小暮容疑者の腕を振りほどくと、小暮容疑者は諦めたのか、家を出ていった。

少ししてAさんが廊下に出てみると、そこには絶望するような光景が広がっていた。

家族を殺害されたAさん「廊下がとにかく血だらけだったんです。足の踏み場もないぐらい。(家族が)死んだんだって現実を受け止められない状況で...」

犯行後、小暮容疑者は車で、茨城・水戸市、埼玉・熊谷市などを走行。
そして、最後に目撃されたのが...。

群馬県警 捜査第1課・今井敦警部「ここは小暮容疑者の使用車両が最後に目撃された場所です」

小暮容疑者は、刀水橋を埼玉方面に向かったのを最後に行方がわからなくなっていて、警察は重要指名手配し、懸賞金をかけて行方を追っている。

群馬県警 捜査第一課・今井敦警部「身長は約170cm・面長・細身という特徴があります。“手のにおいをかぐ”、“爪をかむ”というのが小暮容疑者の癖・特徴になります」

解決に向けて動いているのは、警察だけではない。
事件を少しでも知ってもらいたいと、AさんはSNSで情報を発信。

家族を殺害されたAさん「もうなくなった命は帰ってこないので、逃げ回ってないで、しっかりと法に裁かれて罪を負ってください」

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