歌と踊りで地元PR グルメアイドル「GMU」

画像青森の食の魅力をPRするアイドル「GMU」の6人。左から2人目がリーダーの葵りんかさん(鈴木さん提供)

 青森の食の魅力をPRするアイドルグループ「GMU(ジーエムユー)」(グルメミュージックユニット)が、県内各地のイベントで歌にダンスにと元気を振りまいている。6月10日に、デビューから4曲目となる「水色ゴールテープ」を発売したばかり。プロデュースは青森市の鈴木里穂さん(24)。「食の力をキーワードに、青森を元気にするため頑張り続けたい」と笑顔で話している。

 鈴木さんは両親の営む飲食店を手伝いながら、街コンの開催など地域活動に取り組んできた。きっかけは「青森には何もない」という友人の一言だったという。「高校を卒業するとみな東京に出てしまう。青森にだって多くの魅力があると知ってほしかった」

 2013年に県内の食の情報を提供するサイト「街グルメ青森」をオープン。14年からは、青森駅前から柳町通りまでの中心街の飲食店と駐車場をまとめたマップを作成している。

 鈴木さんがアイドルのプロデュースを思い立ったのは2015年6月。「友人にアイドルを目指してる娘さんがいて、そういう子どもたちが輝ける場所を青森にもつくってあげたかった」。同8月から募集を開始し、10月にはGMUのデビューにこぎつけた。現在は11~18歳の6人のメンバーで活動している。

 GMUは、青森の魅力を詰め込んだ楽曲が特徴。ボランティアで作詞作曲を手がけているのが、青森市でイタリア料理店「Kei」を営んでいる高杉圭之輔さん(43)だ。

 ギター講師や海外でのバンド経験がある高杉さんは、GMUのデビュー曲を制作中の鈴木さんから相談を受けた。メロディーを聞いた高杉さんは「本格的にアイドル活動をするなら、しっかりした曲を準備しないとダメだと言った。正直言って、ひどかったんですよ」と苦笑いする。

 リンゴをテーマにしたデビュー曲「クリスタル☆スマイル」は、作曲・鈴木さん、作詞編曲・高杉さんで完成。2曲目「GMU★Rock'n Roll(ロックンロール)」、3曲目「蒼い空から...」は、高杉さんが全てを請け負った。

 新曲の「水色ゴールテープ」は青森の夏がテーマ。県内各地で披露しながら青森の食をPRする。リーダーの葵りんかさん(15)は「青森県には、まだまだ有名じゃない食の魅力がいっぱい。グルメリポートにも挑戦中なので、各地のおいしいものを紹介したいです」と意気込んでいる。

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