広瀬アリス、大倉忠義と破局…川口春奈と共通する「多忙すぎ」の弊害

結婚を視野に入れた真剣交際を報じられていた女優の広瀬アリスとSUPER EIGHT(旧・関ジャニ∞)の大倉忠義が破局したと複数のメディアで報じられた。破局の理由は互いに「仕事が順調すぎる」という意外なもので、多忙さゆえのすれ違いがあったようだ。

2人の破局については、24日付の「NEWSポストセブン」(小学館)がスクープとして最初に報道。2021年のフジテレビ系ドラマ『知ってるワイフ』での共演をきっかけに同年夏ごろに熱愛に発展し、2年以上にわたって交際していたが、その間に2人そろって多忙ぶりが加速したことで、すきま風が吹き始めたという。

昨年、広瀬はNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演したほか、TBS系ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』で主演を務めた。今年も放送中のフジテレビ系ドラマ『366日』で主演を飾っており、CM契約の多さも含めて業界屈指の売れっ子女優になっている。

一方、大倉は旧ジャニーズ事務所の崩壊からSTARTO ENTERTAINMENTへの移行という激動の時期があったことに加え、グループ活動と若手のプロデュースを並行してこなし、STARTO社の船出を記念した今月10日の東京ドーム公演では嵐の松本潤と共にステージ演出を手がけた。

昨年から両者とも多忙を極めていたとみられ、すれ違いが生じたことで一転の破局となったようだ。双方の所属事務所は「プライベートは本人に任せています」などとコメントしているが、25日付のスポーツニッポンは「近い関係者が『破局は事実』と認めた」と伝えている。

これに対して、ネット上では「お似合いだと思っていたのに分からないものだ」「結婚って一番重要なのはタイミングだから難しい」「どちらも好きなタレントさんなので、このまま続いてほしかったな」などと複雑な声が上がっている。

売れっ子女優の破局といえば、川口春奈も3月に長らく交際していた格闘家の矢地祐介と「多忙な日々によるすれ違い」が原因で別れを迎えたと報じられた。川口は矢地の試合を観戦し、逆転勝ちに人目もはばからず涙を流して喜ぶなど、ほぼオープン交際を続けていたが、今冬に約5年にわたる交際にピリオドを打ったと伝えられた。

川口は2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で急きょ降板した沢尻エリカの代役を見事に務めたことで評価を急上昇させ、2021年にはNHK『紅白歌合戦』の司会を担当。2022年にはSnow Man・目黒蓮と共演したフジテレビ系の主演ドラマ『silent』が社会現象級のヒットとなり、放送中のTBS系ドラマ『9ボーダー』でも主演を務めるなど、広瀬に勝るとも劣らない売れっ子だ。

昨年12月にニホンモニターが発表した「2023タレントCM起用社数ランキング」では、契約社数21社で1位となり、2位の芦田愛菜(16社)に5社の差をつけるダントツぶりでCM女王の座に輝いた。お相手だった矢地も格闘家として正念場が続いており、こちらも互いに多忙だったといえる。

広瀬と川口は共に現在29歳で、女性としていろいろ思うところもあったろうが、どちらも恋愛より仕事を選んだのだろうか。誰もが羨むような人気絶頂の2人だが、ここまでの超売れっ子になると代償があり、「仕事も私生活も」というわけにはいかないのかもしれない。

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