チェルシーのE・フェルナンデスが一足先にシーズン終了 コパ・アメリカ出場に向け手術を決断

写真:コパ・アメリカ出場に向け、手術を決断したE・フェルナンデス

チェルシーに所属するアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスは、今シーズン残りの試合を欠場し、コパ・アメリカでの復帰を目指すという。

アルゼンチンメディア『Ole』によると、E・フェルナンデスは1カ月以上、下腹部から太ももの間のそけい部に起こる、そけいヘルニアを患っており、この問題に悩まされ続けていたという。

当初チェルシーのメディカルチームは対処療法にて、この問題を解決しようと考えていたが、アルゼンチン代表の医療チームと相談したところ、手術をすることになったようだ。手術を受けることで、E・フェルナンデスは約3週間から1カ月程度の欠場が見込まれているという。

そのためチェルシーはリーグ戦6試合を残しているが、E・フェルナンデスは一足先にシーズンを終えることになるようだ。4月20日にFAカップ準決勝敗退が決まったことを受け、チェルシーとアルゼンチン代表の関係者全員が、E・フェルナンデスにとっての最善策はコパ・アメリカの前に治療を完了させることと考えたという。

アメリカで開催されるコパ・アメリカ2024は、6月20日に開幕し、7月14日にマイアミにあるハードロック・スタジアムで決勝戦を予定している。手術後はコパ・アメリカ出場に向けて準備を進めることになるようだ。

今シーズン、チェルシーで公式戦40試合に出場し7G3Aを記録したE・フェルナンデス。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は同選手のポテンシャルを高く評価しており、来シーズンのさらなる飛躍に期待を示した。

「このチームで経験を積んだ彼は、来シーズンは間違いなくもっと良くなるだろう。彼はより経験を積んでおり、より良い感覚を身につけている。たとえ世界チャンピオンだとしても、プレミアリーグとこのクラブに適応する必要があるし、彼がよりいいパフォーマンスを発揮することに疑いの余地はないよ」

© 株式会社SPOTV JAPAN