「暴力的なプレーで退場は当然」「意図的に危害を加えただろ」細谷に“跳び蹴り”! カタールGKの蛮行に母国ファンからも批判。一方で「不当な扱いを受けた」とレッドに不満も【U-23アジア杯】

現地4月25日、大岩剛監督が率いるU-23日本代表はカタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準々決勝でホスト国のカタールと対戦している。

まさかの事態が発生したのは、開始2分に山田楓喜のゴ―ルで先制した日本が24分に追いつかれて迎えた38分だ。

ロングボールに反応して、ゴール前に走り込んだ細谷真大に対し、飛び出した相手GKユセフ・アブドラがヘッドでボールを処理しようとジャンプした瞬間、右足で細谷の腹部付近をキックしたのだ。

VARが介入し、オン・フィールド・レビューの末に、アブドラにはレッドカードが提示された。

【画像】細谷に跳び蹴りをするカタールGK
この判定にカタールのファンからは、SNS上で「正しいジャッジだと思う」「暴力的なプレーで退場は当然だ」「GKの行動は間違っており、退場に値する」「真の退場だ。意図的に危害を加えただろ」と非難する声が上がった。

一方で、「不公平だ」「不当な扱いを受けた」「ゴールキーパーがジャンプ中にボールに到達したため、主審は誤った判定を下したと思われる」とレッドカードに不満のファンもいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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