大岩J、カタールとの接戦は2-2で延長戦へ突入! 一時勝ち越しを許すも、木村誠二が意地のヘッドで同点弾【U-23アジア杯】

現地時間4月25日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準々決勝で、大岩剛監督が率いるU-23日本代表はホスト国のカタールと激突した。

4強入りを懸けた一戦で、日本は開始早々に先制点を奪う。2分、敵陣ボックス手前の右寄りで相手のパスを奪った山田楓喜が、迷わず左足を一閃。豪快なミドルを突き刺して先制点を挙げた。

24分、左サイドでボールを受けたアル・ヤジディのピンポイントクロスから、アル・ラウィにヘディングシュートを叩き込まれて同点とされる。

追いつかれた日本は38分、ボックス内で松木が粘って鋭いクロスを供給。ファーサイドでフリーになった細谷がダイレクトで合わせたが、決め切れない。

その3分後には、飛び出してきたGKアブドゥラーの右足が細谷の腹部を直撃。オンフィールドレビューの結果、カタールの守護神はレッドカードを受けて退場処分となった。このまま1-1で前半を終える。

【動画】CKから木村誠二が同点弾!
後半に入り48分、自陣中央付近でFKを与える。メシャールのキックに反応したガベルにヘッドで決められて逆転を許した。

それでも67分には、山本理仁の右CKに飛び込んだ木村誠二が頭で合わせて同点ゴールを奪う。

押し込む日本は77分、右サイドでボールを受けた関根大輝の絶妙なクロスに藤尾翔太が頭で合わせたが、枠を捉えられない。

さらに6後分には、再び関根の折り返しから藤尾がダイレクトで狙うも、ゴール上に外れた。その後も勝ち越し点は奪えず、90分が経過して延長戦に突入した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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