カープ選手のサイン求めて書店巡り 広島で鯉印帳さんぽ 九里や坂倉ら47人分用意

書店で売っている鯉印帳と鯉印

 書店を巡って広島東洋カープの選手のサインを御朱印のように集めるイベント「鯉印(こいいん)帳さんぽ」が、広島県内の53店で開かれている。今季のカープの戦いを盛り上げ、ファンを店に呼び込む。

 鯉印を貼る蛇腹折りの鯉印帳(2200円)を店で購入し、レジで希望の選手を伝える。鯉印は1枚350円。縦15センチ、横10センチで、今季のキャッチフレーズ「しゃ!」と選手のサインをプリントした。九里亜蓮選手や坂倉将吾選手たち47人分を用意した。各書店が9~47選手分をそろえる。

 出版社のザメディアジョン(広島市西区)が3年連続で企画した。参加店舗は1年目の4倍に増えた。販売促進課の大田光悦課長は「好きな選手の鯉印を探しに書店へ行ってほしい」と呼びかけている。参加書店は鯉印帳のホームページ(HP)で確認できる。11月23日まで。

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