列車内で女性の衣服“切り裂く”男「困る姿を想像」

JRの列車内で25日朝、女性のシャツなどをカッターナイフで切り裂いたとして、警察は、36歳の男を現行犯逮捕しました。

器物損壊の疑いで逮捕されたのは、福岡市東区の自称派遣社員、牧康平容疑者(36)です。

警察によりますと、牧容疑者は25日午前9時前、JR千早駅から吉塚駅の間を走る列車内で、専門学校に通う18歳の女性のシャツやジーンズをカッターナイフで切り裂いた疑いがもたれています。

同じ車両に居合わせた警察官が、女性に気付かれず背後から犯行に及ぶ牧容疑者を目撃し、現行犯逮捕しました。

牧容疑者は「女性が困る姿を想像して、楽しむために切った」と容疑を認めているということです。

博多警察署の管内では今月、女性がJRの列車を利用後、服を切られたことに気付く事案が少なくとも2件起きていて、関連を調べています。

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