「学校の対応が不適切」栗原市の第三者委がいじめ重大事態受け報告書(宮城)

【画像】報告書を手渡し

宮城県栗原市の男子児童がいじめを受けたとして不登校になり、重大事態と認定された問題を受け、調査を進めていた第三者委員会は25日「学校の対応が不適切だった」などとする報告書をまとめ市教委に答申した。

この問題は栗原市内の小学校で2022年、当時4年生の男子児童が複数の同級生から暴行や暴言を受けたとして2022年11月から2023年3月まで不登校となったもので、いじめ重大事案として第三者委が調査を進めていた。

第三者委側は取材に対し、いじめと不登校の因果関係について報告書の内容を明らかにできないとしたものの、学校の対応について、いじめ行為の捉え方や保護者との連携などが不適切だったとし、再発防止のための提言が報告書に盛り込まれたという。

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