県、日光・那須でGWに渋滞対策 臨時駐車場や標識設置 SNSなどで発信も

栃木県庁

 栃木県は25日までに、日光・那須地域でゴールデンウイーク(GW)期間中に渋滞対策を行うと発表した。臨時駐車場を開設したり、標識を設置したりして渋滞緩和を図る。

 日光地域では27日~5月6日の平日を除く計7日間、二社一寺周辺の大谷川河川敷、日光土木事務所、日光砂防事務所に約400台分の臨時駐車場を設け無料開放する。30日~5月2日の平日は大谷川河川敷(330台分)のみ開放する。

 例年渋滞が発生する国道119号には県道日光今市線への迂回(うかい)を促す立て看板を設置。専用ホームページ(HP)「日光渋滞情報サイト」では渋滞状況をライブ配信(午前8時~午後5時)する。

 那須地域では那須岳(茶臼岳)周辺の路上駐車による渋滞発生を防ぐため、県道那須高原線の峠の茶屋駐車場~大丸駐車場間の路肩にコーン標識を置く。

 両地域とも県や自治体のHP、交流サイト(SNS)で迂回案内や駐車場の空き状況を発信する予定。

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