真岡女高吹奏楽部の仲良しOG 来月、宇都宮で演奏会 クラリネットとフルート

初のリサイタルを開く五月女さん(右)と安倍さん

 【真岡・宇都宮】真岡市出身のクラリネット奏者五月女(そうとめ)琴音(ことね)さんと宇都宮市出身のフルート奏者安倍愛里彩(あべありさ)さんによる演奏会が5月4日、宇都宮市南図書館サザンクロスホールで開かれる。五月女さんにとっては初のリサイタルとなる。

 2人は真岡女子高吹奏楽部時代の友人で、五月女さんは北海道教育大岩見沢校、安倍さんは上野学園大に進み、卒業後は共に本県を中心に活動している。五月女さんは現在、桐朋学園大の研究生として腕を磨き、安倍さんは昨年初のリサイタルを開いた。

 ドビュッシーの「小組曲」や五月女さんがソロで奏でるバーンスタインの「ソナタ」、安倍さんのソロ、ユーの「ファンタジー」など全8曲を披露する。ピアノの斎藤文香(さいとうふみか)さんが伴奏し、親交があるフルートとクラリネット奏者がゲスト出演する。

 五月女さんは「クラシックが初めての人から造詣が深い人まで楽しめる曲を選んだ。地元でお世話になった方々にも届けたい」と意気込む。午後2時開演。一般2千円、高校生以下千円。(問)メールarisa.tomeduo99@gmail.com

© 株式会社下野新聞社