「味が変」「お腹が痛い」給食の牛乳飲んだ児童少なくとも300人の腹痛や嘔吐相次ぐ 東北森永乳業は提供停止 宮城

宮城県内の一部の小中学校の給食で25日に提供された牛乳を飲んだ児童や生徒ら少なくとも300人以上から、味の異変や腹痛を訴える声が相次ぎ、製造業者などが原因を調べている。

宮城県内の各教育委員会によると25日、一部の自治体の小中学校の給食で提供された東北森永乳業の牛乳について、飲んだ児童、生徒から「味が変」「お腹が痛い」などの訴えが相次いだ。

味の異変や健康被害の訴えは、東北森永乳業が牛乳を提供する岩沼市や名取市など、少なくとも宮城県内7の自治体で確認されている。

山元町では83人が腹痛を、16人が下痢の症状を訴えていて、県内で体調不良を訴えた児童、生徒は少なくとも300人以上になるということだ。

東北森永乳業は牛乳の提供を停止し、原因を調査している。

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