大谷翔平10試合ぶり無安打 打率と安打数で同僚ベッツに抜かれた

無安打に終わった大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャースの山本由伸投手(25)は25日(日本時間26日)に敵地でのナショナルズ戦に先発登板し、6回を4安打無失点、7三振1四球で2勝目(1敗)を挙げた。防御率3.54。大谷翔平投手(29)は「2番・DH」で先発出場し、4打数無安打で10試合ぶりに無安打で、連続試合出塁は22で止まった。打率3割5分8厘で打率と安打数でムーキー・ベッツ内野手(31)に逆転された。

ナショナルズ・パークのファンを驚かせてきた大谷もこの日は沈黙だった。相手先発の左腕ゴアにいいところがなかった。初回一死無走者は3球で空振り三振。真ん中高めのボール球のフォーシームにバットは空を切った。3回無死二塁も空振り三振。外角のストライクゾーンを大きく外れるフォーシームに手を出した。5回一死一、三塁は初球のスライダーを強打するも二ゴロ併殺打。8回無死二塁は3番手の右腕ウィームズの内角高めのフォーシームを逆方向に運ぶも三直だった。

無安打は10試合ぶりで連続試合出塁も22で止まった。打率は3割5分8厘に下がり、ナ・リーグ3位。この日、3打数2安打のベッツが打率(3割7分4厘)、安打(40)、出塁率(4割7分7厘)、OPS(1・113)の4部門でメジャートップに立った。チーム内での激しい争いが相乗効果を生みそうだ。

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