ラキティッチ、バルセロナ時代をぶっちゃける「メッシは最適なキャプテンじゃなかった」「勝つことに飽きていた」

かつてセビージャやバルセロナで活躍したクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチが、ポッドキャストの「MicsPod」に出演したという。

今年セビージャを退団してサウジアラビアのアル・シャバブへと移籍した36歳のラキティッチは、このところ様々なメディアに出演して話題を集めているそう。

『AS』によれば、ラキティッチは今回『MicsPod』のポッドキャストで以下のように話し、バルセロナ時代のことを振り返っていたとのこと。

「僕たちバルセロナは2018年と2019年にチャンピオンズリーグで負けた。もちろんライバルが結果を出したわけだが、我々の努力が足りなかったのだと思う。

もしかしたら、僕たちは勝つことに飽きてしまっていたのかもしれない。あまりにも勝ちすぎると、集中力がなくなり、細部に注意を払うことができなくなる。そして、それによって殺される時が来るんだ」

「リオネル・メッシは史上最高の選手であり、その気になれば世界最高の左サイドバックになることもできたと思うよ。

彼は本当にユニークで、他の選手とは全く違っていた。だから、何をしなければならないかということを伝えるに当たって最適なキャプテンではなかったね。

ルイス・スアレスは2つの性格を持った男だった。もちろんそれはピッチ内の性格と、ピッチ外の性格だ。ときに彼は野獣だ。チャンスがあれば殺しにかかってくる。

ネイマールは僕のお気に入りの選手だ。彼はサッカーをまるでダンスのように見せてくれる。まだまだ彼ができることはたくさんあると思うよ」

また、古巣のバルセロナが行っている補強や人事に関しては「あまりにも世代交代を性急に進めている」という印象があるようだ。

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今のバルセロナはあまりにも世代交代を早く行っている。一方でレアル・マドリーはそれを徐々に進めているね。モドリッチやクロースがまだクラブにいて、若者たちの世話をしている。ただバルセロナは変化が早すぎる」

近年は経営が厳しいこともあって有力な選手が放出されることが多くなっているバルセロナ。それらについてもベテランを早めに切ってしまうことで問題が起こっていると感じているよう。

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