中国・内モンゴル自治区オルドス市、1~3月の経済は好スタート切る

中国・内モンゴル自治区オルドス市、1~3月の経済は好スタート切る

オルドス市達拉特(ダラト)旗にある太陽光発電応用先導基地のソーラーパネル。(資料写真、オルドス=新華社配信)

 【新華社オルドス4月26日】中国内モンゴル自治区オルドス市はこのほど、2024年第1四半期(1~3月)の域内総生産(GDP)が前年同期比5.2%増、一定規模(主要業務の年間売上高2千万元、1元=約21円)以上の工業企業の増加値(付加価値額)が6.2%増、固定資産投資額が46.4%増だったと発表した。

 同市の経済は比較対象となる前年同期の数値が高水準で、規模が大きい中でも急速な伸びを維持し、投資は金額、伸び率ともに自治区内で首位をキープし、引き続き市経済にとっての大黒柱、模範となった。

 設備製造業の増加値は4.1倍、ハイテク製造業は7.2倍に増加した。同市は資源産業主導型都市で新産業・新エネルギーが新たな成長分野となっており、1~3月は採鉱業の増加値が2.9%増加する中、一定規模以上の工業企業の伸び率は6.2%になった。

 製造業投資は2.7倍となり、工業投資の5割近くを占めた。同市の重点プロジェクト426件のうち356件が工事を再開し、再開率は83.6%となった。投資実行額は386億6千万元、投資完了率は21.7%だった。 

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