バレーボールの国内リーグ、VリーグV1女子の久光スプリングスは、花井萌里の引退と濵松明日香、マッケンジー・アダムス、チタポーン・カムランマーク、座安琴希コーチの退団を発表した。
花井は日本体大から2019年に姫路へ入団。2023年6月に久光へ移籍加入し、主にリリーフサーバーや守備固めとして試合に出場していたが、2023年12月に右アキレス腱を断裂し、その後はリハビリに励んでいる。アンダーエイジカテゴリー時代から各年代の日本代表に名を連ね2022年には日本代表としてAVCカップ優勝にも貢献した。
濵松は誠英高から2017年に入団し、ミドルブロッカーとして徐々に出場試合数を増やすと、パワーのある攻撃を武器に勝利に貢献。また明るい性格でコート内外を盛り上げた。2021-22シーズンのリーグ優勝などを経験し、2022年度の日本代表に初選出されると、花井とともにAVCカップ優勝を飾った。
マッケンジー・アダムスは2023年に入団、主砲として今季チーム1位のレギュラーラウンド 361得点を記録し、チームを支えた。
チタポーン・カムランマークも2023年に入団。タイの国内リーグでベストミドルブロッカー賞を3年連続で獲得し、代表チームでも活躍するなどポテンシャルに期待が集まったが、今季はレギュラーラウンドでは11試合出場にとどまった。
座安コーチは久光で2021年に現役引退してコーチに転身し、3シーズンに渡りチームを支えた。
花井、濵松、座安コーチは、久光の所属としては第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会が最後の大会となる。
■花井萌里（はない・もえり）
リベロ／身長167cm／1997年4月17日生まれ／東京都出身／共栄学園高→日本体大→姫路
■濵松明日香（はままつ・あすか）
ミドルブロッカー／身長182cm／1998年12月22日生まれ／島根県出身／誠英高
■マッケンジー・アダムス（McKenzie Adams）
アウトサイドヒッター／身長192cm／1992年2月13日生まれ／アメリカ出身／Indias de Mayagüez（プエルトリコ）→Ladies in Black Aachen（ドイツ）→SSC Schwerin（ドイツ）→Imoco Volley Conegliano（イタリア）→Eczacibaşi Dynavit（トルコ）→lgpr Gorgonzola Novara（イタリア）
■チタポーン・カムランマーク（CHITAPORN KAMLANGMAK）
ミドルブロッカー／身長185cm／1996年3月17日生まれ／タイ出身／IDEA-KHONKAEN VC（タイ・以下同）→SISAKET VC→THAI-DENMARK NONGRUA VC→KHONKAEN STAR VC→NAKHONRATCHASIMA QMIN-C VC
■座安琴希（ざやす・ことき）
コーチ／1990年1月11日生まれ／沖縄県出身
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