海斗(赤楚衛二)が父の死の真相に迫る!しかし、郁弥(錦戸亮)の策略で“天堂家”は窮地に<『Re:リベンジ』第3話完全版>

『Re:リベンジ-欲望の果てに-』第3話あらすじ完全版

天堂海斗(赤楚衛二)は、天堂記念病院の前理事長だった父・智信(光石研)が大友郁弥(錦戸亮)に殺されたのではないかと疑念を持つ。郁弥の正体を暴くため、海斗は会長である祖父・皇一郎(笹野高史)に頭を下げ、病院の広報部で働くことになった。

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同じく広報部で働く従兄弟の天堂佑馬(青木柚)に協力を仰ぎ、智信が急死した日の監視カメラをチェックする海斗。すると、容態が急変した前後の映像が消えていることに気づく。監視カメラの閲覧履歴を見ると、そこには郁弥の名前があり…。

ある日、天堂一族による会食が開かれた。そこには、なぜか郁弥の姿も。

皇一郎は、郁弥が提案した新病棟プロジェクトの新プランを紹介。それは、智信の悲願だった心臓血管外科センターではなく、予防医療センターを作るというものだった。

新理事長である海斗の伯母・市子(余貴美子)は、郁弥とともに息子の佑馬もプロジェクトリーダーにしてはと提案するが、郁弥に断られる。市子は一族ではない郁弥が権限を持つことに不満を露わにするが、皇一郎は「結果を出さない人間にいつまでも病院は任せられんぞ」と、市子に厳しい言葉を浴びせた。

一方、海斗の出版社時代の後輩・木下紗耶(見上愛)は、病院の取材中に海斗の元恋人・朝比奈陽月(芳根京子)と遭遇。紗耶は陽月に、海斗は本当に5ヵ月間眠らされていたと伝えるが、陽月は信じることができない。

佑馬が理事長室に潜入!?

佑馬は理事長室に忍び込み、何かを求めてデスクを物色していた。

郁弥が訪ねてきて、佑馬はとっさにデスクの下に隠れる。そこへ市子が戻ってきた。郁弥の求めに応じ、書類に理事長印を押す市子。郁弥の発言に苛立つ市子は、郁弥が部屋を出るやいなや大声で叫び、机を叩いて怒りを爆発させた。

そのすぐ下で、じっと身を潜めていた佑馬は、市子が出て行った部屋で、理事長印を手に取り…。

その頃、海斗は陽月の妹・美咲(白山乃愛)の担当医が郁弥であること、そして郁弥と陽月が婚約したことを知りショックを受けていた。

マスターデータの開示請求書の許可印を市子に無断で押した佑馬は、海斗とともに警備会社に赴く。智信の病室の入り口を映す監視カメラのマスターデータに映っていたのは…院長・鮎川賢二(梶原善)だった!

予想外のことに動揺する海斗と、モニターを見て何かを発見する佑馬。

海斗から監視カメラの話を聞いた紗耶は、一枚の写真を渡す。そこには鮎川とともに、海斗が眠らされていた診療所の医者が写っていた。それでも郁弥への疑念が消えない海斗は、明日の理事会でこの件を追求する決意を固める。

海斗は鮎川を追求するが…

そして翌日。佑馬の静止を振り切り、海斗は会議中の理事会議室へと突入。監視カメラの映像を映し、鮎川を問い詰める海斗。しかし鮎川は「すべて憶測に過ぎない」と突っぱね、市子も鮎川に同調して会議を再開しようとする。

そこで立ち上がったのは郁弥だった。郁弥は、智信の容体が急変した直後、鮎川が犯行に使用したカリウムを市子に渡している監視カメラの映像を提示。さらに、郁弥は佑馬が市子を問い詰める音声データを持っていた。

「叔父さんを殺したのも、海斗くんをさらったのも、全部母さんたちなの?」という佑馬の問いかけに「この病院のためよ」と答える市子。

この前日、郁弥は佑馬に接触していた。鮎川が市子にカリウムを渡す映像を見て動揺している佑馬の気持ちを利用し、「理事長に直接確かめてみては?」と促し、カバンにボイスレコーダーを仕込んだのだ。

もはや言い逃れできなくなった市子に対し「なんでそんな偉くなりたいんだよ!権力が欲しいんだよ!狂ってるよ!」と詰め寄る佑馬。市子は佑馬にビンタし「お前のためだろうが!」と馬乗りになって泣き喚く。

父親の死と、自分が5ヵ月間も眠らされていたことの真実を知り、やるせない気持ちになる海斗。

郁弥は海斗を挑発!不敵な笑みを浮かべ…

事件の顛末を海斗から聞いた紗耶は、独占記事を書いていた。しかし別のネット記事に出し抜かれ、病院はあっという間にマスコミに取り囲まれる。

海斗は郁弥に「リークしたのはあなたですよね?」「こんなやり方をしてまで権力が欲しいんですか?」と詰め寄る。郁弥は「あなたは欲しくないんですか?」と話し、「私はあの椅子(理事長の椅子)に座ってみせます、必ず」と海斗を挑発。

郁弥の思い通りにはさせないと誓う海斗。それを聞いた郁弥は不敵な笑みを浮かべた…。

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