DeNA筒香嘉智を待ち受ける「フラれた恨み骨髄の巨人戦」怨念含んだ胸元えぐる内角攻めに要注意

筒香嘉智(右)と藤田コーチ(C)共同通信社

5年ぶりにDeNAに復帰した筒香嘉智(32)が25日、二軍戦出場3試合目で初めて守備についた。日本ハム戦に「4番・左翼」で先発し、3打数1安打。「海外と日本の投手の違いを感じている。その辺の感覚がまだ戻ってない。見えているのと、実際に振りにいった感覚。その辺のズレがまだ結構ある」と打撃については慎重だが、飛球を処理した守備については「特に問題ない」と振り返った。

青山二軍監督が「まだ完璧ではないが、近づいています」と語ったように、早ければきょう26日からの本拠地・横浜スタジアムで行われる巨人との3連戦中にも一軍昇格の可能性があるという。18日の入団会見に約9600人のファンが駆け付けた人気面の期待は大きく、ゴールデンウイークに入る巨人戦での合流は球団営業サイドの意向も大きいともっぱらだ。

「一軍昇格は5月にずれ込む可能性はあるようですが、いずれにしろ巨人戦は要注意でしょう」と、さる球界関係者がこう続ける。

「スポーツ紙に『巨人入り決定的』と報じられたように、交渉の過程で巨人サイドは九分九厘間違いなし、と手応えをつかんでいたのは確かです。開幕直前に新外国人のオドーアが退団。ぽっかりあいた外野の穴を筒香が埋めてくれれば万々歳とDeNA以上の条件も用意した。それが、最後の最後に大どんでん返し。筒香とはかねて親交のあった阿部監督も心中穏やかじゃない。そうでなくても、筒香は内角の速球を苦手にしていますからね。厳しい内角攻めを徹底するはずです」

怨念を含んだ真っすぐが、筒香の胸元を襲う。確かにそんなシーンが多くありそうだ。

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