アーセナルが今夏ジョルジーニョらを放出か 新戦力獲得へ「中盤を空ける」と英報道

アーセナルのトーマス・パーティー(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属するイタリア代表MFジョルジーニョ(32)とガーナ代表MFトーマス・パーティー(30)が今季限りで退団する可能性が高まっていると、英メディア「METORO」が報じた。

30歳を超えてベテランの域に入った2人は今シーズンの出番が激減。パーティーは今季リーグ10試合、ジョルジーニョは23試合出場も先発は10試合にとどまるなど、ともに定位置を確保できずにいる。同メディアは「ジョルジーニョとパーティーはチーム中盤のスペースを空けるため、シーズン終了後にアーセナルを離れる可能性がある」と指摘した。

アーセナルが来季から中盤に加えようとしているのが、日本代表MF久保建英(22)の所属するスペイン1部レアル・ソシエダードの同国代表MFマルティン・スビメンディ(25)だ。アーセナル主将を務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがRソシエダードに所属していた時代の同僚であり、当時から2人は「ダイナミズムな関係」を築いていたという。

スビメンディの移籍金は6000万ユーロ(約100億2000万円)に設定されているものの、アーセナルには問題ない金額といえる。さらにアーセナルは同リーグのニューカッスルで移籍金8500万ユーロ(約142億円)のブラジル代表MFブルーノ・ギマラインス(26)と合わせて〝ダブル取り〟も計画中。新戦力のために功労者が押し出される公算は大きそうだ。

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