【プロはどこを見て選ぶ?】スーツケース選びで失敗しないための3つのポイント

世の中的に旅行気分も高まりを見せる昨今。そこで、スーツケースのプロダクトで人気のエース株式会社の広報担当(スーツケース選びプロ!)に、マチュア世代のニーズ別スーツケースの選び方を教えていただきました。海外などの連休を使った旅行はもちろん、1泊2日の国内旅行需要にもこたえる名品がずらり。


「スーツケースは軽量で丈夫」なのがいい!という方には?

材質にこだわって軽量化を実現≫プロテカ トリアクシス

自動手荷物預け機の導入などにより、受諾手荷物の重量確認が厳密に。
それによって、スーツケースの軽さを重視する傾向も強まっています。
また、年齢を重ねると軽くて扱いやすいスーツケースが欲しくなりますよね。

「『トリアクシス』は、水より比重の軽いポリプロピレン樹脂をボディに採用し軽量化を図るとともに、「エース品質管理研究所」で全8項目にわたる独自の厳しい品質テストを実施することで、軽さはもちろん丈夫さにもこだわっています。

体感音量を大幅に軽減した独自開発の「サイレントキャスター®」を搭載しているので、早朝・深夜便で旅する方にもおすすめです」(森川さん)

内装は、底側に荷物を押さえるベルトがついていて、蓋側はファスナー開閉式に。ファスナーを閉めると中身が見えないので、空港で開ける際も衣類が人目に触れず安心。

「旅行は国内派」におすすめな小さ目サイズは?

コインロッカーにも収納可能≫プロテカ スタリアCXR

円安の昨今、海外よりも近場の国内派が増えてる模様。
また、働く世代にも土日を利用した1~2泊の短期旅行や出張用の小さ目なスーツケースは人気とのこと。

「駅に荷物を預けて早朝から観光するなど、自由なスタイルで旅ができる、コインロッカー対応のスーツケースです。1~2泊の国内旅行、日帰りのマイクロツーリズムや出張にも適しています。

駅等に設置されているロッカーは横幅約35cm、奥行き55~57cm前後が多く、従来の機内持込サイズでは全てのロッカーサイズに対応できませんでした。コインロッカー対応サイズは硬貨式の最小サイズを元に設計しているので、設置数が多い小型ロッカーにも収納することができます!」(森川さん)

コインロッカーのほか、100席未満の国内線機内持込みにも対応し、その使用用途は意外とNo.1の声も。

収納力は抜群!でもコンパクトなのは?

機内持ち込みOKとは思えない容量≫エース ファーニットZ

時間をつぶすためのもの、衛生用品、防寒用品…etc.何かと機内でも使いたいものがある。
けれど、ある程度の容量は欲しい。
そんなわがままに答えるスーツケースを発見!

「機内持込サイズは容量30L台半ばのものが多いのですが、これは機内持込サイズでありながら40Lという高い収納力を実現したスーツケースです。ハンドルやキャスターといった部品を可能な限りコンパクトに納めることで『サイズと容量』の良いとこ取りが叶いました」(森川さん)

「それでも荷物が入りきらない時は、付属のセットアップトートバッグが役立ちます。プルドライブハンドルに差し込んで固定することで、たくさんの荷物を身軽に持ち運ぶことができます」(森川さん)

「また、一般的なスーツケースは横に寝かさないと開けることができませんが、このスーツケースは立てた状態のままフロントポケット内の荷物を取り出すことができます!移動中に羽織物を取り出したり、購入したお土産をしまうのに非常に便利なんです」(森川さん)

たまにしか使わないからこそコスパ重視で選ぶなら?

便利な機能搭載なのに1万円台≫ジュエルナローズ キャンディポケット

頻繁に使うものではないからこそ、コスパよくスーツケースを使用したい。
そんな声にこたえる、なんと1万円台のスーツケース。
でも、その内容はとても1万円台とは思えない、機能とビジュアル!

「1万円台にも関わらず便利な機能を搭載した、コスパに優れたスーツケースです。ファスナーを開けることでマチ幅を拡張して容量を増やせるエキスパンド機能を搭載しています。泊数に合わせて拡張したり、お土産を購入するなどして荷物が増えた際に役立ちます!」(森川さん)

「エキスパンド拡張部分にポケットが付いているので、スーツケースを開けずに小物を出し入れできます」(森川さん)

内装は、中身が一目でわかるメッシュポケットや、仕分けに便利な中仕切り、荷物を押えるベルトが付いた充実の仕様。

プロは実は「〇〇〇」を見ています!

スーツケース選びのプロ、森川さんに「実はスーツケースを選ぶときに重要なポイント」を3つあげていただきました。

①「キャスター」の品質=移動時のストレス軽減に直結する!

「軽くて扱いやすいスーツケースが欲しい」場合、スーツケースの重量だけを気にする方が多いのですが、実はスーツケースを転がす際に、軽いと感じるかを大きく左右するのが『キャスター』です。キャスターの品質が、移動する際の疲労度に直結するといっても過言ではありません」(森川さん)

②確かめるにはカーペットなど“抵抗のある床”で

回転を補助するベアリングを内蔵したキャスターや、方向転換が容易で走行が安定する双輪キャスター、段差を乗り越えやすい大型キャスターなど様々なタイプがありますので、実際に転がしてみることをおすすめします。もし可能であればツルツルとした抵抗の無い床ではなく、カーペットなどの抵抗のある床で転がすと、より違いがわかりやすいかと思います」(森川さん)

③ついてるのとついてないのじゃ大違い「キャスターストッパー」

「また、実際に使って便利だと感じる方が多いのが『キャスターストッパー』です。車輪を固定することで、揺れる電車内などで不意な移動を防ぐことができます。『キャスターストッパー』が付いていないと、スーツケースが動かないよう手や足で押さえておかなければならず、移動中も気が抜けません」(森川さん)

快適な旅の相棒はやっぱりスーツケース!

「スーツケースは頼れる旅の相棒です。ご自身の旅のスタイルに合った使いやすいスーツケースと一緒に、快適な旅を楽しんでください」(森川さん)

PROFILE
森川 泉さん

エース株式会社 マーケティング部 PR・広報 マネージャー
ace. 、プロテカ、カナナプロジェクトなどを担当。公式サイト(https://www.ace.jp/)


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