バルセロナを率いるシャビ監督、来季も監督を続投へ 「やる気と希望にあふれている」

写真:シャビ監督は来季も監督を続投するに至った理由を説明した ©Getty Images

バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、来季以降もバルセロナに残留して指揮をとり続けることが分かった。クラブが公式サイト上で発表している。

シャビ監督は、現地時間1月27日に行われたラ・リーガ第22節のビジャレアルとの試合に敗れたあと、ジョアン・ラポルタ会長、ラファ・ユステ副会長、デコSD(スポーツディレクター)に対し、今季限りで辞任することを伝えた。そして、試合後の会見で「クラブのためにここを去る決断をした」と辞任する旨を明言した。

しかし、現地時間4月24日にシャビ監督はラポルタ会長、デコSDらと面会。ラポルタ会長の説得により、シャビ監督は当初の決断を取り下げて引き続きバルセロナで指揮をとることになった。シャビ監督は、来季以降も監督として残る決断を下した理由をこう語った。

「やる気と希望にあふれている。クラブ、スタッフ、そして選手たちからの信頼感を感じている。それが監督を続投し続けるためのカギになった。1月の時点では辞任するという決断は正しかった。しかし、いまは状況が違う。私は監督を続けられる力を感じている。今季に掲げた目標は達成できなかったかもしれないが、来季に向けての希望はある。大きなこと達成するまであと少しだと考えている」

そして、シャビ監督は選手たちとサポーターへの感謝を口にした。

「選手たちは私を信頼してくれているし、私に協力して支持すると言ってくれた。サポーターが私を励ましてくれたことも、考えを見直すきっかけになった。彼らのサポートと愛情に感謝している」

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