中学校の運動部で生徒に性的な映像を送らせた罪に問われている当時の外部コーチの男に、熊本地方裁判所は有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、熊本市の中学校の運動部で外部コーチを務めていた小山佳祐（こやま けいすけ）被告（28）です。
小山被告は去年（2023年）9月、スマートフォンのビデオ通話機能で、部員の男子生徒に性的な行為を見せるように要求したなどとして、性的映像送信要求（せいてきえいぞうそうしんようきゅう）などの罪に問われていました。
小山被告は起訴内容をおおむね認めていて、量刑が争点でした。
きょう（4月26日）の判決で熊本地裁の中田幹人（なかた まさと）裁判官は、「男子生徒の健全な成育への影響が懸念される」と指摘して、求刑通り、罰金30万円を言い渡しました。
