山口県防府市の事務員の女性(60代)が、SNS上の広告をきっかけに投資名目で2900万円をだまし取られる被害に遭いました。
警察によりますと、今年1月、女性のスマートフォンに投資家を名乗る広告が表示されました。
女性は広告をタップして投資家を名乗る人物らとメッセージのやりとりを始めました。
指南役を名乗る人物から「みんな、私のアドバイスとサポートで満足のいく利益を得ている」などと勧められ、投資サイトに登録したということです。
女性は、2月から3月にかけて、金の先物取引やFX投資の名目で、9回にわたってあわせて2875万円あまりを指定された口座に振り込みました。
サイト上では利益がでていたものの引き出しができないことやさらに指導料として振り込みを求められたため、不審に思って家族に相談して被害に気づきました。
警察ではSNSで投資を勧め、金を要求するのは詐欺と注意を呼びかけています。