山口一郎(サカナクション)、NHKスペシャルで特集オンエア “うつ”と生き、歌い続ける日々を追う

山口一郎(サカナクション)が出演するNHKスペシャル『山口一郎 “うつ”と生きる~サカナクション 復活への日々~』が、NHK総合にて5月5日に放送される。

2024年1月、山口は自身のソロツアーの最終日に、自身がうつ病を患っていることを告白した。「僕が患った病気はうつ病です。この2年間、すごく苦しくてあがいていました。」と、観客の前で吐露した山口がうつ病と診断されたのは、2022年6月。発症の大きな原因は、パンデミックだった。

“不要不急”のものとされ、仕事を失った音楽業界の仲間を救おうと、基金の設立に動くなど、自分にできることは何か、模索を続けた山口。パンデミックの出口が見え始めた時、心と体が悲鳴を上げたのだという。

今も症状は、一進一退を繰り返している。しかしこの春、サカナクションを率いて、2年ぶりの全国ツアーを敢行。「うつ病を抱えている自分だからこそ、新しい音楽世界を作れるはず」という決意からの挑戦だった。

日本では、15人に1人がうつ病を抱えていると言われる。番組では、うつとともに生き、歌い続ける山口の姿を捉えている。

<山口一郎(サカナクション) コメント>

僕は2年間ずっとこの病気と向き合ってきました。
この病気の難しさ、苦しさを少しでも多くの人にわかってもらいたい。
この病気で苦しむ人を少しでも理解してもらいたい。
人前に出ることが職分である一人のミュージシャンとして、
この病気のことを世の中に伝えていければと思っております。

山口一郎(サカナクション)

(文=リアルサウンド編集部)

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