EXILE NAOTO 初ソロライブツアーの成功は「LDHのみんなの未来につながる」パフォーマーとしての“チャレンジ”を語る

EXILEのパフォーマー、三代目J SOUL BROTHERS(以下、三代目JSB)のリーダー兼パフォーマーとして魅了。さらに、ドラマ、舞台、ファッションブランド設立など幅広い分野で活躍するEXILE NAOTO(以下、NAOTO)さん。

【写真4枚】さわやかな笑顔を見せるEXILE NAOTO撮り下ろしショット!

現在、1st写真集『Onestà』(幻冬舎)が発売中のほか、HIP HOPグループHONEST BOYZ®️として1stアルバム『HBZ』をリリース。さらには同アルバムを引っ提げて、初のソロライブツアー「NAOTO PRESENTS HONEST HOUSE 2024」を4月7日から開催するなど、その魅力をさらに広げています。

そんなNAOTOさんに、めざましmediaがインタビュー。アルバムやソロツアーの見どころ、グループ活動で得たものなどについて聞きました。

NAOTO「推し曲しかない!」HONEST BOYZ®️ 1stアルバム『HBZ』

――2023年は三代目JSBとして2つのライブツアーを完走するなど、まさに“グループイヤー”、そして2024年は“ソロイヤー”と言えるのではないでしょうか。

1年間走り抜けてひと段落し、年明けにちょっと休みましたが、今は写真集とHONEST BOYZ®️のアルバムとソロツアーの3つが重なっているので、猛烈に充実した毎日を過ごしています。スーパー忙しいです(笑)。

――3月20日にHONEST BOYZ®️の1stアルバム『HBZ』を発売しましたが、聴きどころを教えてください。

HONEST BOYZ®️は2016年から楽曲をリリースしていて、スローペースではありますが、1曲1曲丁寧に作ってきたからこそ、すべての曲に思い入れがあります。

自分たちにとって一番身近な“DJチーム”PKCZ®︎と一緒に曲を作ったり、僕が子どもの頃から好きだった小沢健二さんの『ラブリー』をカバーさせていただいたり、DEAN FUJIOKAさんとコラボしたり。リリックも、高木完さんやRIP SLYMEのRYO-Zさんなど、いろいろな方に書いていただいています。

豪華な客演を迎えて作り上げた、聴き応えのある楽曲ばかりのアルバムになっています。

――なかでも、おすすめの楽曲はありますか?

どれも推し曲でしかないです(笑)!HONEST BOYZ®️の楽曲には、80年代や90年代のスタイルを今風にアレンジしたような、懐かしさと新しさがあるなと感じていて。EXILEや三代目J SOUL BROTHERSのスタイルとはまた違い、あまりゴリっとしていないというか、肩の力が抜けて気合いが入りすぎてないというか。

いや、HONEST BOYZ®️も気合入っていますよ(笑)!めちゃめちゃ気合いを入れてやっているんですが、それをあまり表に見せていない良さがある。このアルバムを聴いていただいて、HONEST BOYZ®️のゆるい雰囲気が伝わればうれしいです。

初体験!“歌って踊る”NAOTOライブツアー「毎日がリハ兼修行」

――4月7日からの、初ソロライブツアー「NAOTO PRESENTS HONEST HOUSE 2024」も話題です。意気込みを聞かせてください。

普段はパフォーマーとして踊っているので、今回のように“歌って踊る”というのは、実はほぼ初体験なんです。今までとは違ったステージングになるので、お客さんにお見せできるクオリティに上げるため、直前まで毎日が“リハーサル兼修行”です。

新しいライブにできるんじゃないかという予感、予感のかけら、かけらの粒が…どんどん小さくなっていますが(笑)、そういうものを感じているので、うまく形にできれば、オリジナルなライブができ上がると思っています。

――ファンの皆さんに、特に楽しみにしてほしいポイントがあれば教えてください。

やっぱりダンスでしょうか。自分が一番長く続けてきたことですからね

LDHのなかには、グループの音楽活動の延長としてソロ活動を行なっている人もいますが、僕の場合はパフォーマンスに重きを置いてソロライブを作っているので、このスタイルで果たしてツアーとしてきちんと成立するのか、というのも僕にとってはチャレンジです。

LDHはパフォーマーの立ち位置の人が多いので、このツアーを成功させることが、僕も含め、LDHのみんなの未来につながると思っています。

三代目JSBメンバーと一緒にいすぎて…「ちょっと離れてよかった(笑)」

――昨年の三代目JSBツアー後、いいムードを携えたまま、メンバーそれぞれがソロ活動に入っている印象があります。

昨年は、リハを経て2月〜9月までアリーナツアー、10月からまたリハ、11月〜12月にドームツアーと駆け抜けました。メンバーと1年中ずっと一緒だったので、みんなで「ちょっと一緒にいすぎたな。みんなで過ごすのは、しばらくやめよう」と話していたくらいです(笑)。仲がいいからこそ、言えるんですけどね。

実際、それから1ヵ月くらい会っていませんでしたが、先日、音楽番組でひさびさに7人でパフォーマンスをしたときは楽しかったですし、やっぱりムードが良くて、ひとつになっている感じがしました。ちょっと離れてよかったです(笑)。

――濃密な1年間を過ごしたのですね。

そうですね。2つのツアーに加えて、(ファンに会いに行く)MEET&GREET TOURもやったので、公演数で言うと、デビュー13年目にして去年が一番多かったかもしれません。

――グループ活動で得たものが、ソロ活動にどう活きていると感じますか?

昨年末のドームツアー「JSB LAND」は、今回のソロ活動に向かう上で、すごく重要なきっかけになったと思います。初めて、三代目JSBのライブ中にHONEST BOYZ®️の曲をパフォーマンスしたので。自分にとって、ソロでのパフォーマンスが“見えたな”と感じた瞬間でもあったので、これは大きかったと思います

――NAOTOさんは3人兄弟の末っ子として育ち、三代目JSBのリーダー、そして若手7人組グループKID PHENOMENONの“パパ”と、常に進化しているイメージがあります。

いえいえ(笑)。次は“パパ”じゃなくて、“◯◯のジジ”になるかもしれません(笑)。最終的にはジジまで目指します!

撮影:河井彩美
ヘアメイク:千絵(HMC)
スタイリング:STUDIO SEVEN

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