イオン予定地近くに新アクセス道 「村も静かに」【長野市】

開通式

大型商業施設や産業団地などの建設が進む上信越道・須坂長野東インターの周辺地域と、千曲川沿いの県道を結ぶ道路が開通しました。

26日は須坂市の関係者や地元住民などが参加し、安全祈願祭と開通式が開かれました。新たな道路はおよそ1.4キロ。須坂長野東インターの開発地区と、県道村山綿内停車場を結びます。周辺には来年秋、「イオンモール須坂」などが開業する予定で、交通量の増加が見込まれています。

■河原愛美記者
「これまで村山方面に向かうクルマは住宅街や畑の中を通り、周辺住民は交通の騒音に悩まされていました。新しい道路が開通したことによって交通の減少が期待されています」

課題となっていた渋滞緩和や通学路を含めた住民の安全確保。新たなアクセス道路の開通に地元住民は…。

■近隣住民(70代)
「小布施や村山まで行くとか、そういうトラックが頻繁に通るもので。その分が無くなれば、村の中も多少静かになってありがたいということでこの道が出来るのを期待していた」

須坂市の三木正夫市長は、「イオンモール須坂」のオープン後に渋滞があれば、関係機関と連携しながら対応すると話していました。

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