【楽天】岸孝之投手(39)好投&浅村栄斗選手(33)4打点!投打かみ合い快勝(25日の日本ハム戦)

楽天は主力が力を発揮。26日はプロ18年目、岸孝之投手(39)が好投。浅村栄斗選手(33)にもタイムリーとホームランが飛び出すなど、投打がかみ合い快勝した。

2位・日本ハムをホームに迎えての試合。

楽天先発はプロ18年目の39歳・岸孝之投手。(前日、雨で中止になった試合からスライドしての登板。)今シーズン初勝利、そして現役単独3位の通算159勝目を狙う。

初回。1番・仙台育英出身の郡司選手をチェンジアップでセンターフライに打ち取るなど3人の打者全てをフライアウト。順調な立ち上がりを見せる。

その裏、楽天の1番は小郷裕哉選手。その初球…チームを勢いづけるいきなりのホームラン。小郷選手はこれが今シーズン第1号。幸先よく先制すると…さらに2番・村林一輝選手もヒットで続き、3番・浅村栄斗選手。高めのボールを逃さずレフトへのタイムリーツーベース!この回2点を奪う。

2回以降、岸投手はランナーを出すものの要所を締めるピッチング。平均年齢25.8歳の若い日本ハム打線に対し5回まで得点を許さず。

2対0で迎えた5回裏。楽天はヒットとフォアボールなどで1アウト2塁1塁のチャンスを作る。ここで初回にタイムリーを打っている浅村選手が、豪快なスリーランホームラン!リードを5点に広げた。

援護をもらった岸投手は、今シーズン最多118球の熱投。7回を8安打4奪三振1失点で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

4点リードの9回。セーブはつかない場面だが、今江監督は抑えの則本昂大投手をマウンドに送る。しかし、2本のヒットとフォアボールでノーアウト満塁。一発出れば同点、岸投手の勝ちも消える大ピンチを招いてしまう。打席には代打・石井選手。しかし、痛烈なあたりはサード正面。3塁ランナーも飛び出し、ダブルプレー。再び満塁となるが…最後はなんとか踏ん張った則本投手。

岸投手はこれが今シーズン初勝利。通算159勝目となり、現役では単独3位に浮上した。

〈岸孝之投手 ヒーローインタビュー〉

Q.見事な勝利でした

「良かったです。則本があれで同点に追いつかれたらひっぱたいてやろうかなと思いましたけどなんとかよかったです、勝てて」

Q.18年連続の勝利

「みなさんのおかげです。チームメイト、ファンのみなさんのおかげだと思ってます。ありがとうございます。」

25日が4月最後のホームゲームだった楽天。27日から千葉・福岡とビジターでの5連戦に臨む。

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