埼玉県と経済団体らが分科会を立ち上げ人手不足に対応

 強い経済の構築に向けて検討を重ねている埼玉県の戦略会議は企業の人手不足について国や経済団体などと解決策を検討する分科会を立ち上げました。

 残業時間の上限規制による人手不足で、物流が滞るおそれがある「2024年問題」などを背景に企業の人材確保は厳しさが増しています。

 戦略会議はさまざまな課題を検討する「部会」で人手不足の問題を協議してきましたが今後はこの問題に特化した「分科会」を立ちあげ、労働関係の担当者や経済団体などのメンバーが重点的に議論します。

 分科会は企業に対し、現状やニーズなどの情報を聞き取ったり、人手不足を解消した優れた事例を紹介したりして、課題の解決を目指します。

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