さいたま市西区の青葉園で、樹齢700年を誇るフジの花が見ごろを迎えています。
夜になるとライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気に包まれます。
青葉園には、県の天然記念物に指定されている3本のフジが植えられています。
1965年に大宮郵便局が建設されたことに伴い、青葉園に移植されました。
樹齢700年を誇るフジの幹まわりは2メートルを超える県内屈指の大木です。
3年前に試験的に行われたライトアップがとても美しかったため、ことし初めて一般公開しました。
1メートルを超える花房がライトに照らされると、園内は幻想的な雰囲気に包まれます。
ことしは2月末から先月中旬にかけて、気温の低い日が続いた影響で去年より1週間ほど遅く咲き始め、今が見ごろとなっています。
青葉園のフジのライトアップは、27日までで午後7時から9時まで行われます。