濵田知事 定例会見で「合区の固定化を阻止したい」と法改正での合区解消を目指す【高知】

高知県の濱田知事は4月26日の定例会見で、来年の参議院選挙について合区解消について憲法改正では間に合わないとし、法改正での合区解消を目指して「合区の固定化を阻止したい」と訴えました。

濱田知事は26日の定例会見で来年夏の参議院選挙について「憲法改正での合区解消は間に合わない」と懸念を示し、法改正での合区解消を目指して4月、東京で衆参両院の国会議員に政策提言を行ったことについて「高知県は補選も含めてすでに4回合区の選挙を経験しているが、合区が固定化されることをなんとしても阻止したいという思いがある。当面法律改正での対応をお願いしている」と述べました。

また、17日の地震の際に宿毛市が「災害対策本部を解散した」と県に誤って報告し、県が災対本部を18日に一度解散したのち、宿毛市の報告を受け翌日に再設置した問題で、濱田知事は「県の場合は配備態勢というと災対本部を解散し簡素な配置体制を指すが、宿毛市では災対本部の継続を指していて齟齬があった。今後再発しないよう徹底する」と強調しました。

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