映画『鬼平犯科帳 血闘』キャスト・あらすじ【まとめ】

十代目松本幸四郎を主演に迎え、池波正太郎の代表作を再び映像化する「『鬼平犯科帳』SEASON1」の劇場版鬼平犯科帳 血闘が5月10日より全国公開される。今年1月に時代劇専門チャンネルで放送されたドラマスペシャル「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」から続く物語を彩るキャスト陣とあらすじを紹介する。

「『鬼平犯科帳』SEASON1」

江戸時代、悪党どもから“鬼の平蔵”と恐れられた火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の捕物(罪人の捕縛)を軸に、濃厚な人間ドラマを描いた人気シリーズを再び映像化。SEASON1では、テレビスペシャル「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」のほか、劇場版『鬼平犯科帳 血闘』(5月10日公開)、連続シリーズ「でくの十蔵」(6月8日よる7時テレビ初放送)、「血頭の丹兵衛」(7月6日テレビ初放送)の4作品を制作。5月にはSEASON2の撮影が予定されている。

『鬼平犯科帳 血闘』あらすじ

長谷川平蔵(松本幸四郎)が若かりし頃に世話になった居酒屋の娘・おまさ(中村ゆり)が密偵になりたいと申し出て来る。平蔵はその願いを退けるが、おまさは平蔵が芋酒や「加賀や」の主人と盗賊の二つの顔を持つ鷺原の九平(柄本明)を探していることを知り、独断で探索に乗り出す。九平を探すうちに凶賊・網切の甚五郎(北村有起哉)の企みを知ったおまさは首尾よく網切一味の中へ入り込む。しかし、おまさは絶体絶命の危機に陥る。

【登場人物紹介】

長谷川平蔵(松本幸四郎)

火付盗賊改方の長官。盗賊から「鬼平」と恐れられるが、素顔は義理も人情も心得た懐の深い人柄。

長谷川銕三郎(市川染五郎)

若き日の鬼平。放蕩無頼な青春時代を送り、「本所の銕 」の異名で恐れられていた。

久栄(仙道敦子)

平蔵を支える妻。さばけた人柄で奉公人たちが、心服せざるを得ない威厳がそなわっている。

おまさ(中村ゆり)

銕三郎が入り浸った「盗人酒屋」の娘。平蔵が盗賊改方の長官になった事を知り、密偵志願のため役宅を訪れる。

相模の彦十(火野正平)

本所の無頼者。数々の盗めに手を染めてきたが、平蔵と再会し密偵になることを快諾。

佐嶋忠介(本宮泰風)

筆頭与力。同心を指揮し役目に忠実。平蔵からの信頼も厚く、片腕としてなくてはならない存在。

木村忠吾(浅利陽介)

同心の一人。憎めない性格で、芝・神明前の菓子屋<まつむら>のうさぎ饅頭に似ているとか…。

酒井祐助(山田純大)

筆頭同心。重厚な人柄で剣は柳剛流の免許をもつ。変装も得意としている。

沢田小平次(久保田悠来)

同心。小野派一刀流の免許皆伝の腕前。平蔵から「まともに斬り合ったら敵わない」といわれるほど。

小野十蔵(柄本時生)

同心。無口だがその働きは抜群。「でくの十蔵」では探索中、盗賊・助次郎の女房のおふじが助次郎を殺した現場に遭遇し…。

『鬼平犯科帳 血闘』ゲスト

おりん(志田未来)

兇賊・網切の甚五郎一味の引き込み女。夜鷹に扮して平蔵に近づくが、その人柄に触れるうちに…。

おろく(松本穂香)

本所・深川のすあい女。銕三郎が入れ込んでいて、鬼平と呼ばれるようになった所以を知る人物。

網切の甚五郎(北村有起哉)

押し込み先の全員を殺害する兇賊、網切の甚五郎一味の頭。平蔵と因縁の過去を持つ。

京極備前守高久(中井貴一)

幕府の若年寄り。平蔵を信頼し役目に対しても理解が深く、盗賊改方を親身になって庇護する。

鷺原の九平(柄本明)

「ひとりばたらき」の老盗賊。表向きは神田にある芋酒・加賀やの亭主で「芋酒は加賀やにかぎる」と近辺でも評判の店である。

劇場版『鬼平犯科帳 血闘』は5月10日(金)劇場公開
『鬼平犯科帳 血闘』公式サイト
(C)「鬼平犯科帳 血闘」時代劇パートナーズ

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