中部電力 燃料の調達価格が低下で純利益が過去最高954%増の約4300億円も減収 2024年3月期

テレビ愛知

中部電力は4月26日、2023年度(2023年4月から2024年3月)決算を発表しました。

2022年度と比べ売上高は9.4%減の3兆6104億円で、最終的な儲けを示す純利益は954.5%増の4031億円でした。純利益は過去最高で、燃料の調達価格の低下などが要因としています。

一方で、加速する円安の影響については…

中部電力 林欣吾社長
「われわれ輸入業者、また輸入価格で客の価格を決定している事業者にとって、(円安は)価格が上がる方向なので、どちらかというと好ましくない」

2025年3月期(2024年4月から2025年3月)は売上高が3兆6000億円、純利益は1700億円と、3年ぶりの減収減益を見込んでいます。

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