「レジャー目的だった」国立公園の特別保護地区内でスノーモービル走行 青森県内の男10人を書類送検

青森県十和田市の八幡平国立公園の特別保護地区内で、スノーモービルを走らせたとして、警察が県内に住む男10人を自然公園法違反の疑いで書類送検しました。男らは「レジャー目的だった」と話しているということです。

書類送検されたのは、弘前市・つがる市・黒石市に住む男ら合わせて10人です。

警察によりますと、10人は2023年3月と2024年2月に、十和田八幡平国立公園の中の特別保護地区において、国の許可を得ずにスノーモービルを運転して乗り入れた自然公園法違反の疑いが持たれています。

スノーモービルで走行する様子をSNSに投稿した動画を見つけた人から、県に情報提供がありました。

男らは、容疑を認めていて、「レジャー目的だった」「入ってはいけない場所だと分かっていながら入った」と話しているということです。

自然公園法違反のうち、スノーモービルの乗り入れでの摘発は県内で初めてだということです。

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