立山町職員起訴内容認める 官製談合初公判

立山町発注のキャンプ場設計業務をめぐる官製談合事件で逮捕・起訴された町職員の初公判が26日、富山地方裁判所で開かれました。

職員は起訴内容を認めました。

官製談合防止法違反と公競売入札妨害の罪に問われているのは、立山町の教育課で係長を務める宮越貴浩被告(50)です。

起訴状によりますと、宮越被告は去年 立山町が入札を行ったオートキャンプ場の設計業務をめぐり、富山市の建設設計事務所の役員に未公開の図面を見せるなどして落札させるよう働きかけたとされています。

26日の初公判で宮越被告は起訴内容について「間違いない」と認めました。

次回の裁判は5月24日に開かれ、検察側と弁護側がそれぞれ冒頭陳述などを行う予定です。

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