開業から30年「イオン松江」がリニューアル 目指したのは「百貨店並み」の品揃え(島根・松江市)

5月に開館30年を迎えるイオン松江が、26日にリニューアルオープンしました。新しいテナントや品揃えを充実させ、顧客層の拡大を狙います。

26日にリニューアルオープンしたイオン松江。まず大きく変わったのが、食品売り場です。鮮魚コーナーでは、対面で地元の魚を提供する売り場に変更。店内で加工した魚の惣菜にも力を入れ、種類も売り場面積も以前の約1.5倍に増やしました。また野菜・果物売り場も拡充。松江市の「道の駅本庄」の特産品売り場や、市場に出荷された地元の農産物をその日に納品して販売する産直市場も新設されました。

嶋村采音アナウンサー
「また地域最大級の果物ギフトを展開しました。デパートのようです。品揃えはなんと5倍に増えました」

イオンスタイル松江・小倉通彰店長
「ギフトをもっと良いものを置いてほしいというお客さまの声が多くありましたので」

一畑百貨店の閉店以降、贈答用の商品の扱いを増やして欲しいという客からの声を反映させ、百貨店並みの品揃えを目指しました。

買い物客
「いいね。分かりやすくなって。広くなった感じで見やすいです。また来たいです」
「最近、どこも野菜が高かったりするので、普段と違うものがあったりするのでいいです。(山陰では)どこかに買いにいかないとないので」

コスメコーナーも百貨店を意識したリニューアルです。

嶋村采音アナウンサー
「6月には、百貨店で取り扱っていたブランドコスメも入るということです

このほか、新しいファッションブランドや飲食店も出店する計画で、6月までリニューアルが続くということです。

イオンスタイル松江・小倉通彰店長
「若い人からご年配の人まで、幅広い世代に楽しんでいただこうと思っています。
また、さらに進化させていこうと考えています」

1994年に松江サティとしてオープンしてから30年。時代とともにニーズに合わせて進化を続けます。

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