溝口神社 「こどもフェス」開催 4月29日 SDGs関連の試みも 川崎市高津区

ごみステーションでの取り組みが特徴的なイベント(写真は過去の様子)

区内にある「溝口神社」(溝口2の25の1)で4月29日(月・祝)にイベントが開催される。当日は、地元の子ども達が楽しめる場を提供すると共に、SDGsにちなんだ試みも用意される予定。関係者は多くの参加を呼び掛けている。

溝口神社の駐車場などを会場に実施されるのは「神社deこどもfesta(フェスタ)」。当日はボウリングゲームや輪投げ等が楽しめる縁日などが出店し、子ども達に楽しいひと時を提供する。また会場では、飲食ブース等を利用した子ども達に「食」を通じて昨今注目を集める「SDGs(食品ロス、ごみ問題など)」に関心を持ってもらおうという試みも用意される。具体的には、溝口神社周辺や会場内での飲食で出たごみを、一画に設けられる「ごみステーション」に持っていき、高津区のごみ分別ルールに従って回収に協力すると「駄菓子のつかみ取り」などに参加できる。開催時間は午前10時から午後3時(小雨決行)。

地元商人が主催

今回のイベントを企画・主催するのは、高津区界隈の商人(あきんど)などで組織された「こどもとつくるまちづくり実行委員会」(木村俊之代表/【電話】044・299・8310)。同会は3年前、コロナ禍で厳しい状況が続いていた当時の地元飲食店を応援しようと、今回と同じく溝口神社の駐車場を会場とした「テイクアウト企画」を実施するなど、地域に貢献している。

木村代表は「子ども達が楽しめる場を広く提供しつつ、食品ロスなどについても考えてもらいSDGsへの関心が高まる様な企画とし、高津区の未来に繋いでいければ」などと催しの趣旨を説明している。

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