阪神・木浪聖也内野手(29)が、26日のヤクルト戦(甲子園)でまさかの3失策を喫した。
2点ビハインドで迎えた4回無死一、二塁、武岡の内野ゴロをファンブル。急いで一塁に送球するも間に合わず、無死満塁とピンチが拡大した。さらに押し出し四球で1点を追加された直後、西川の中犠飛のカットに入ったが、本塁への送球の際にボールをたたきつけてしまい、一塁方向に転々…。この間に三走・中村が生還し、一、二走の進塁も許した。この回2つ目の失策となり、スタンドからはため息が漏れた。
さらに5点ビハインドの7回には、長岡のゴロを後逸し、この日3失策目。その後は武岡の内野安打などで一死三塁とされると、小川のスクイズで1点を追加された。昨季はゴールデン・グラブ賞を受賞し、今季もここまで無失策と好守が光っていた背番号0。試合後は「しっかり練習します」と言葉少なに球場を後にした。
チームは12安打を浴びて、今季最多の4失策と悪い流れを断ち切れず、2―8で大敗。引き分けを挟んで続いた連勝は7で止めたが、巨人がDeNAに敗れたため、首位の座はキープした。