好調のドジャース、各選手アレンジ入りでチームに流行する「キケポーズ」言い出したのはやっぱり「ショウヘイ」!

4月25日のナショナルズ戦で「キケポーズ」を決める大谷翔平(写真・USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

2024年4月26日(日本時間・以下同)現在、ドジャースは16勝11敗で、2位パドレスに2.5ゲーム差をつけて首位に立っている。ここ最近の試合では投打が噛み合うようになり、貯金を増やしてきた。とくに4月25日のナショナルズ戦では、今季最多となる20安打を放ち、11-2と完勝した。

今季、ドジャースはヒットを放つと、選手は塁上で決まったポーズをとる。両手を上げると、上体を傾けながら左足を上げる。ベンチで控えている選手たちも、上半身だけで同じポーズをして応じる。

「もともと『キケ』ことエンリケ・ヘルナンデスが、ヒットを打ったときなどにやっていたポーズのようです。それをみんなが気に入って、2024年の春季キャンプでは、ウォーミングアップに取り入れていたほどです。このポーズは『キケポーズ』と言ったり、日本の人気漫画『ドラゴンボール』に登場する『フュージョン』という技に似ていることから『DBZポーズ』と呼んだりして、みんなで楽しんでいます」(現地記者)

また、「キケ」ことヘルナンデスはこのポーズについて「たしかに僕はやっていたけど、みんなが気に入って、ストレッチのときやウエイトルームでもこのポーズを取り入れていたんだ。で、これを祝福の儀式にしようということになったんだけど、言い出したのは僕じゃない。ショウヘイだよ。彼のアイデアに、僕は賛同しただけさ」と笑った。

このポーズが、4月25日のナショナルズ戦では20回も見られたことになる。また、最近はチーム状況が好調なこともあって、このポーズを取る前に、それぞれが思い思いのダンスを披露する傾向にある。

「ダンスがうまいのは、ベッツやテオスカー・ヘルナンデスあたりですね。ノリが違います」(同前)

ポーズ&ノリノリダンスで、ドジャースの勢いが増してきそうだ。

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