ビアガーデンの季節です! ANAクラウンプラザホテル広島で開始 市内百貨店でも順次開業

オープンしたビアガーデンで乾杯する会社員たち

 ANAクラウンプラザホテル広島(広島市中区)は26日、ビアガーデンを始めた。ゴールデンウイークを前に、仕事帰りの会社員や家族連れが食事とビールを楽しんだ。今後、市内の百貨店で開業が相次ぐ。

 瀬戸内海を望む22階建てビルの屋上に128席を設けた。牛肉や豚肉が食べ放題のバーべキューがメインで、ドリンクを約40種類用意した。酒をあまり飲まない若い世代向けにノンアルコールのカクテルも充実させている。2時間制で7千円。

 同僚と訪れた中区の会社員榎成之さん(60)は「最高のロケーションで飲むビールはぜいたくな気持ちになる」と笑顔だった。

 5月に入ると百貨店も続々と営業を始める。1日にオープンする広島三越(同)は昨年と同じ約700席を確保。新型コロナウイルスが5類に移行した昨年は会社員らの利用が戻り、例年通りの売り上げだった。

 そごう広島店(同)は9日に開始。昨年から欧米の観光客の利用が増えており、「今年はもっと予約が増える」とみている。

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