【宿根草メインの植えっぱなしガーデニング】手間いらずで毎年キレイな花咲く!育てやすい宿根草7選

ガーデニング初心者さんにもおすすめ「見栄えバツグン&ナチュラル」

「簡単に育てられて、毎年きれいな花が咲く植物を植えたい」と考えている方におすすめなのが、植えっぱなしで育てられる宿根草です。

宿根草は多年草の仲間で、毎年春から秋に成長し、冬は地上部を枯らして休眠する植物のこと。中でも、丈夫な宿根草は少ない手間で毎年きれいな花を咲かせてくれるため、初心者さんやお忙しい方にも育てやすい植物です。

この記事では、今が植えどきの初心者向け宿根草7選を、参考価格とともにお伝えします。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

この記事でお伝えする「ガーデニング初心者さんにおすすめの宿根草」

【写真1枚目/全8枚】風に舞う蝶のような「ガウラ」他、2枚目以降で「ガーデニング初心者におすすめの宿根草」もっと紹介します!
  • エキナセア
  • 宿根フロックス(フロックス・パニキュラータ)
  • モナルダ(ベルガモット)
  • カンナ
  • ガウラ(ハクチョウソウ)
  • チェリーセージ
  • 宿根バーベナ(バーベナ・テネラ、バーベナ・リギダなど)

日当たりのよい場所を好み、夏の暑さにも負けない、丈夫な宿根草ばかりですよ。お気に入りの花を見つけて、このゴールデンウィークは園芸店やホームセンターに足を運んでみませんか?

植えっぱなしでも見栄えのするお庭に!初心者さんにおすすめの宿根草4選

エキナセア

エキナセア

エキナセアは初夏から秋にかけて、おしゃれな花を咲かせます。品種が多く、花色、花形、草丈のバリエーションが豊富なので、植える場所や雰囲気、好みなどに合わせて選べます。

暑さに強く、真夏でも休まず花を咲かせるエキナセアは、夏花壇の主役にぴったり。切り花やドライフラワーとしても楽しめます。

晩秋に花が咲き終わったら、地際で切りつめて冬越ししましょう。

※参考価格:300~900円前後(3号ポット苗)

宿根フロックス(フロックス・パニキュラータ)

宿根フロックス

初夏から秋まで、かわいらしい小花が房状に集まって咲く宿根フロックス。花色はピンク、白、赤、紫など。1つの花に複数の色が入る品種もありますよ。

品種によって草丈がさまざまで、花壇の主役にも背景にもおすすめのお花です。切り花としての流通もあり、1房飾るだけでもお部屋がおしゃれになりますよ。

花期の前後に化成肥料を適量与えると株がよく育ち、花付きもよくなります。

※参考価格:300~800円前後(3~3.5号ポット苗)

モナルダ(ベルガモット)

モナルダ

モナルダは梅雨から秋にかけて咲く、香りのよい花が魅力。花色は赤、ピンク、紫、白などの、はっきりとした色が多い印象です。

草丈の高い品種が多いため、花壇の背景におすすめ。切り花やドライフラワーとしてアレンジもできます。

枝葉が密生したら切り戻し、株内の風通しをよくすると元気に育ちます。一年草の品種もあるので、確認してから購入してください。

※参考価格:400~900円前後(3~3.5号ポット苗)

カンナ

カンナ

カンナは梅雨から秋まで咲くエキゾチックな花が印象的。赤、黄色、オレンジ、ピンクなどのトロピカルな花色と、大きな葉が見ごたえ満点です。葉に模様が入っている品種もありますよ。

花も葉も鮮やかなので、見栄えのする南国リゾート風のお庭をつくりたい方におすすめ。強い日差しでも色あせないカンナは、夏花壇の主役にぴったりです。

開花中に化成肥料を適量与えると花付きがよくなります。暖地では晩秋に地上部を切り戻し、株の上にマルチングをして冬越ししましょう。寒冷地では鉢植えで育てて、霜が降りる前に屋内に取り込みます。

※参考価格:450~500円前後(3号ポット苗)

植えっぱなしでナチュラルガーデンが叶う!初心者さんにおすすめの宿根草3選

ガウラ(ハクチョウソウ)

ガウラ

ガウラは、初夏から秋に、蝶に似た可憐な花を咲かせます。花色は白、赤、ピンクなど、優しい色合い。風で揺れるとたくさんの蝶が飛んでいるように見える、ナチュラルガーデンにぴったりのお花です。

草丈の高い品種が多く、花壇の背景や引き立て役におすすめ。動きが出て、おしゃれな花壇になりますよ。

晩秋に根元で切り戻して越冬させましょう。やせ地でも育つ丈夫な植物です。

※参考価格:300~700円前後(3~3.5号ポット苗)

チェリーセージ

チェリーセージ

チェリーセージは初夏から晩秋まで、サクランボのような甘い香りがする、可憐な花を咲かせます。花色は白、ピンク、赤など、かわいらしい雰囲気です。

ナチュラルガーデンの彩りや、引き立て役におすすめ。切り花やポプリにすると、お部屋でも香りを楽しめます。

晩秋に地上部を切り戻し、マルチングして冬越しします。暖地では冬も地上部が枯れずに残りますが、晩秋に切り戻しをすると翌年の花付きや見た目がよくなります。

※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

宿根バーベナ(バーベナ・テネラ、バーベナ・リギダなど)

宿根バーベナ

初夏から晩秋まで、サクラに似た小花が集まって咲く宿根バーベナ。かわいらしい雰囲気の花壇やお庭をつくりたい方におすすめです。

品種によって草丈、花形、花色がさまざまで、夏花壇の背景や主役のほか、グランドカバーとして楽しめる品種もあります。

寒冷地では、鉢植えで育てて冬は屋内に取り込みましょう。バーベナ・ボナリエンシス(三尺バーベナ)は寒冷地でも植えっぱなしで冬越しできますが、生育旺盛なため、増えすぎに注意が必要です。

※参考価格:200~1200円前後(3号ポット苗)

まとめにかえて

植えっぱなしで毎年楽しめる、今が植えどきの初心者向け宿根草を7つご紹介しました。

今回ご紹介した宿根草は、比較的病虫害に強く、暑さや乾燥に強い植物ばかりなので、ぜひ夏花壇にお迎えしてみてくださいね。

宿根草は冬に地上部が枯れてしまうため、常緑の多年草と一緒に植えるのがおすすめです。

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