『花咲舞が黙ってない』第3話 “舞”今田美桜、ベンチャー企業と怪しい営業コンサルの関係に迫る

ドラマ『花咲舞が黙ってない』第3話より(C)日本テレビ

池井戸潤の人気小説を今田美桜主演でドラマ化する『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系/毎週土曜21時)の第3話が27日の今夜放送される。

本作は、池井戸潤の原作をドラマ化した痛快エンターテインメント。2014年、2015年に放送されて大ヒットしたドラマの続編で、地位なし権力なし怖いものなしの花咲舞(今田)が、弱い立場の人たちのために銀行内の悪事に真正面からぶつかっていく。舞とバディを組むかつての融資課エース・相馬健を山本耕史が演じ、菊地凛子が舞の新たな強敵となる経営企画部・昇仙峡玲子役で出演する。

■第3話あらすじ

花咲舞と相馬健の次なる臨店先は、昇仙峡玲子(菊地凛子)の上司である紀本平八経営企画部長(要潤)や小倉哲業務統括部長(矢柴俊博)など歴代の部長や役員を輩出する名門店舗・銀座支店。

近々2億円の新規融資を控える重要な取引先で田沼英司(犬飼貴丈)が社長を務めるアクアソートから依頼された振り込みが、融資担当・坂野元(小林虎之介)のミスにより期日通りに行えないというトラブルが発生し、舞と相馬は坂野と共に、入金が遅れた振込先に謝罪に向かう。到着した先は、シンバシサービスという営業コンサルタント会社。しかし社内は、オレオレ詐欺のアジトのような雰囲気で、奥には見るからに反社会的勢力風の男がどっかりと腰を下ろしている。その様子から舞は、アクアソートは詐欺に加担しているのではないかと疑い、アクアソートの通帳を確認。入金専用カードを使った不審な入金が多発していることに気づき、アクアソートの事務所へと向かう。

舞たちを出迎えたのは、常務の土屋友康(中山求一郎)。社長の田沼とは大学の研究室にいた頃からの付き合いで、一緒に画期的な浄水技術を開発し、世の中に広めるために会社を立ち上げたのだという。田沼と土屋が互いを尊敬し合いながら、被災地や途上国の支援などもしていると知った舞は、クリーンな社風と2人の理想に感銘を受ける。しかし同時に、シンバシサービスのような会社と繋がりがあることを、ますます不審に思う。思い切って土屋に尋ねると、歩合で営業を委託している会社だと言うが、それ以上の話は聞き出せない。

翌日、舞と相馬は田沼の研究所を訪れて話を聞くことに。数ある営業コンサルタント会社から何故、シンバシサービスを選んだのか聞くと、田沼は「知り合いの紹介です」とだけ答えて表情を曇らせた。その態度から相馬は、田沼社長は詐欺に加担している、あるいは利用されているのではないかと考える。

ドラマ『花咲舞が黙ってない』は日本テレビ系にて毎週土曜21時放送。

© ブロードメディア株式会社