グランプリに遠藤氏「喜喜(喜が縦に2つで1文字)泉」 萬古陶磁器コンペ

グランプリに輝いた遠藤氏の作品

 【四日市】萬古陶磁器振興協同組合連合会(四日市市)の萬古陶磁器コンペ実行委員会は26日、「第38回四日市萬古陶磁器コンペ2024」の審査結果を発表した。グランプリには、遠藤智美氏(東京都大田区)の作品「喜喜(喜が縦に2つで1文字)泉(きせん)」を選んだ。

 コンペは、伝統的工芸品「萬古焼」の振興を目的として毎年行われている。今年の作品テーマは「祝いのうつわ」。全国から40人、計47点の応募があった。

 グランプリに輝いた遠藤氏の作品は、器全体に竜などの絵柄があしらわれ「祝いのうつわ」にふさわしいクオリティーの高さが評価された。

 なお、入賞・入選作品は5月16~19日まで、ばんこの里会館(四日市市陶栄町)で展示する予定。

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