女子55キロ級スナッチ 比嘉(名桜大)が日本新 全日本重量挙げ 長崎県諫早で開幕

【女子55キロ級スナッチ】日本新記録の91キロを挙げる比嘉(名桜大)=諫早市小野体育館

 重量挙げの第84回全日本選手権・第38回全日本女子選手権は26日、諫早市小野体育館で開幕した。第1日は男女計5階級が行われ、女子55キロ級は、比嘉成(名桜大)がスナッチで日本新記録となる91キロを挙げて初優勝した。トータル197キロは日本ジュニア新記録、大学新記録。男子55キロ級は泊幸大郎(日大)がトータル240キロの日本ジュニア新記録で制した。
 長崎県内では初開催で、29日までの4日間、男女各10階級を実施する。
 男子の61キロ級は佐野香太朗(法大)、女子の45キロ級は佐次桃香(早大)、49キロ級は安部希美(東京国際大)が制した。女子55キロ級にエントリーしていた岩永夢叶(諫早農高)は欠場した。
 第2日の27日は男女計5階級を実施。長崎県勢は男子67キロ級に上島陽平(&LIFT-fitness)と酒井順一郎(九州国際大)、女子64キロ級に溝口初音(希望が丘高等特支講)がエントリーしている。

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