「苗字が一緒で…」個人情報が記載された書類を別の人物に誤送付 札幌市豊平区役所

北海道札幌市にある豊平区役所は、個人情報が記載されている書類を誤って、別の世帯に送付していたことが判明したと、2024年4月26日に発表しました。

豊平区役所によりますと、4月24日、生活保護受給世帯から事務処理のために預かっていた、勤務先・給与振込先・家族の名前などの個人情報が記載されている書類を返送する際、誤って別の世帯に送付したということです。

この書類が届いた人物から区役所に連絡があり、誤送付が発覚しました

今回の問題は、誤って送付した世帯と本来返送すべき世帯が同じ苗字で、豊平区の担当者が返送する際に誤った送付先の封筒を用意、発送の確認作業を怠り発送したため、起こったとしています。

豊平区では誤って送付した書類を回収し、書類の本来の持ち主と誤送付した世帯双方に謝罪したということです。

豊平区は複数の職員による発送時の確認を徹底するなどして、再発防止に努めたいとしています。

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