仲間が急死後1人消えまた1人消え…最後に残った1人が「私がいる限り終わらせやしませんよ!」

27日、新木場1stRINGでアクトレスガールズ『ACTwrestling Step41』が開催。山田奈歩が『てっぺん☆』への思いを叫んだ。

『てっぺん☆』はキャリア約5年で23歳の松井珠紗、キャリア約6年で21歳だった朝陽さん、若手の山田奈歩&CatMASK calico(キャットマスク・キャリコ)によるアクトレスガールズのユニットであったが、今年2月に朝陽さんが不慮の事故により急死。
「てっぺん獲らないと朝陽に報いることができない」と決意を語っていたリーダーの松井は、ロッシー小川の新団体『マリーゴールド』へ移籍。
calicoはこの日の公演がラストマッチであることが告げられ、試合を終えたcalicoは「旅に出ます」と言葉少なに去っていった。

1人残される形となった山田だったが、1人でてっぺん☆の曲で入場すると「今日が門出だこの野郎!声出していこうぜー!」と絶叫。
惡斗を相手に奮闘するが、惡斗は容赦なく足攻めを行い機動力を削いでいく。山田は一瞬のすきをついて丸め込み、フィギュアエイトや光の輪で捕らえるがカウントは2。ならばとダイビングフォアアームを叩き込み攻め込んでいくも、全てを受けきった惡斗はACTスペシャルで叩きつけACTロックで3カウントを奪った。

試合を終えてうつむく山田に惡斗が「ずいぶんしつこかったけど、いつものタッグでやってた時の粘り強さは今日は感じられなかったなぁ~!あれか?一人じゃ何もできないのかな?もう一人だし、てっぺん☆解散だね解散!てっぺん☆解散だぞ~!彩乃に頼んで?ビーリベ入れてやろうか?」と挑発しながらヒールユニット『BE∀STZ REBELLION(ビースツリベリオン)』に勧誘する。
しかし山田は顔を上げて睨みつけると「入る、わけないだろがー!!てっぺん☆は、1人じゃ何もできないんですかね?私は1人じゃなんにもできないかどうかは、これからの私の頑張り次第じゃないんですかね!?終わらせませんよ。てっぺん☆で得た夢があるんだから私には。私がいる限り、てっぺん☆は終わらせやしませんよ!みんなもこれからも、てっぺん☆をよろしくお願いしまーす!」と絶叫。惡斗に見せつけるように天に向かって指をさした。

マリーゴールドへの離脱騒動後初の公演ということもあり、会場はアクトレスガールズを応援する熱狂に包まれていた。
若手選手も次々「上がいなくなった今がチャンス!ベルトは私が巻く!」と宣言し、まだ20名以上所属する団体の勢いは加速したように思える。
5月3日には大阪コミコン出演&大阪公演、5月5日には新木場公演と連戦が続くアクトレスガールズは前を向いて進み続ける。

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