大谷翔平、MLBの戦後最速記録を樹立 わずか28試合で22長打…125年間でドジャース最速

ブルージェイズ戦、7号を放つドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

長打が単打よりも多い異常な成績を記録中

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手が、またひとつ球団記録を打ち立てた。26日(日本時間27日)に敵地トロントで行われたブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発。初回の第1打席で今季7号ソロを放った。今季22本目の長打で、これは1900年以降ドジャースの選手がシーズン開始からの28試合で放った長打数として最多だというのだ。

今季の大谷は長打の量産が目立つ。これは放った安打から単打を除いた数字で、大谷はこの本塁打で今季40安打のうち二塁打が14本、三塁打が1本、本塁打が7本。長打は22本に及び、単打よりも多いという異常な割合を記録している。

カナダのスポーツメディア「TSN」のデータ専門アカウント「スタッツセンター」がX(旧ツイッター)で、「1900年以降、ドジャースの選手が最初の28試合で残した長打」というランキングを発表。大谷の22本がトップで、2015年にエイドリアン・ゴンザレスが記録した21本を超えたとしている。

また、MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のXで、1901年以降の開幕28試合時点での長打数ランキングを発表。トップは1936年のジョー・ディマジオ(ヤンキース)で25本、2位は1926年のハック・ウィルソン(カブス)と1925年のマンディ・ブルックス(カブス)で23本。大谷は彼らに続く4位で、戦後最速となる。

序盤の大谷はなかなか本塁打が出ず話題となったが、最高のスタートダッシュを決めたと言えそうだ。

THE ANSWER編集部

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