7号大谷翔平、ブーイング→悲鳴を収めた客席カメラ 敵地メディア白旗「これ以上のシナリオは…」

ブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平が「2番・DH」で先発

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発。初回の第1打席はブーイングで迎えられたが、いきなり7号ソロを放った。相手はオフに移籍先の最終候補に挙がり、ドジャース入団発表前には“怪情報”が飛び交ったトロント。結局、入団しなかった“因縁”のある敵地だった。敵地編集者はブーイングが悲鳴に変わる様子を「正直、これ以上のシナリオはない」と公開した。

敵地のファンも仰天したようだ。0-0の初回1死。打席に入る大谷へ、大ブーイングが浴びせられた。しかし、3球目に右越えの先制ソロ。打球が上がった瞬間、一塁側客席は悲鳴に包まれた。スタンドインを確認したファンは頭を抱えたり、逆に飛び跳ねたり。日本生まれ選手の球団最多記録を持つデーブ・ロバーツ監督の7本に並び、年間40発ペースに。貫禄を見せつける一撃だった。

ブルージェイズの地元カナダ放送局「スポーツネット」のフリーランス編集者、デービッド・モラスッティ氏は、Xに一塁側スタンドから収めた動画を公開。文面に「ショウヘイ・オオタニへのブーイングに続いてショウヘイ・オオタニの本塁打。正直、これ以上のシナリオはない」と白旗を揚げた。

昨年12月、大谷がインスタグラムでドジャース入団を報告する前日、X上ではブルージェイズの本拠地トロントに大谷が向かうとの憶測が広がった。ロサンゼルス発のプライベートジェットのフライトレーダーを数千人が見守るなど騒然とした雰囲気に。しかし、実際は大谷がトロント入りした事実はなく、デマに終わり、米記者も“誤報”を謝罪するなどネット上は大混乱だった。

THE ANSWER編集部

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