マカオ、2024年3月の消費者物価指数は前年同月から1.09%上昇

マカオの町並み(資料)=2023年8月、マカオ半島東望洋新街にて本紙撮影

 マカオ政府統計・センサス局が4月26日に公表した資料によれば、今年(2024年)3月の総合消費者物価指数は前年同月から1.09%の上昇だった。

 指数分類別ではレジャー・文化(+5.27%)と教育(+5.05%)の価格指数の上昇幅が大きく、主な上昇要因としてパッケージツアー費用とホテル宿泊価格の値上がり、さらに大学の学費を挙げた。さらに、外食費の増に伴い食品・ノンアルコール飲料(+1.78%)が上昇。LPガス価格の上昇で住宅・燃料(+0.22%)も上昇に。一方、交通(-3.31%)と通信(-0.23%)は下落。

 なお、今年3月の総合消費者物価指数は前月から0.29%下落。レジャー・文化(-3.88%)、交通(-1.72%)、衣類・履物(-1.17%)の価格指数が下落した一方、たばこ・酒(+1.10%)、医療(+0.14%)、食品・アルコール飲料(+0.12%)については上昇。前月は旧正月の春節ホリデーがあった。

 今年3月までの12ヶ月の総合消費者物価平均指数は、1年前の同時期から1.03%上昇。このうち教育(+6.99%)、レジャー・文化(+6.59%)、衣類・履物(+4.67%)が顕著な上昇。

 このほか、今年第1四半期の総合消費者物価指数平均指数は前年同時期から1.19%上昇。

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